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【2011年10月分】

2011/8/31『産経』[談話室]「国のJT株はすべて売却を」は、本紙渡辺編集長の投稿。これに対し筆者が9/6に「政府のJT株放出には疑問」と題して"反論"。

この問題では以前から編集長とは意見を異にしていたが、たばこ事業法やFCTCの存在を訴えることができたから、双方で「ヨカッタ、ヨカッタ」と喜んだ次第である。


2011/8/31『朝日』(夕刊)「長寿世界一 日本に警鐘」「英医学誌『喫煙対策が不十分』」は、世界的に権威ある英医学誌ランセット9/1号の掲載内容を紹介。

「今の日本で死亡の危険因子は喫煙と高血圧と指摘。全成人が禁煙すれば平均寿命は男性が1.8年、女性は0.6年延び…」「たばこ規制の不十分さを指摘し『対策をとらなければ世界での平均寿命の順位が落ちていくかも知れない』と警鐘を鳴らしている」といった内容。9/1『日経』もほぼ同内容。


2011/8/31『東京中日スポーツ』「タバコやめるのだ!!」(「のだ」は特大文字)「市民団体が要請ファックス」「増税に『オヤジ狩り』と反発するほどのヘビースモーカー」は、本紙渡辺編集長のファックス「野田新首相への禁煙勧告」を紹介しただけなく、独自の取材による情報も。

野田首相は未成年から飲酒していたという疑惑があるというが、タバコだって怪しいものだ。ファックスの余白には「先進国のトップリーダーで喫煙者は一人もいません!」という渡辺編集長のコメントがあった。


2011/9/5『毎日』[口福学入門]「喫煙は歯や口の大敵」(山根源之東京歯科大名誉教授)は、喫煙者は肺がんや脳卒中など致命的な疾患は気にしても「口腔へのダメージには気づいていないようです」と警告。

「たばこの害を指摘する学術団体や市民団体の提言に対して、健康に害があることを認めながら国は曖昧な態度を取り続けています」などと、日本の喫煙規制の怠慢も厳しく指摘。


2011/9/6『毎日』「首相公邸入居下旬の見通し」には、「公邸を管理する内閣総務官室によると、喫煙は自由で、愛煙家の野田首相には朗報」との記述があった。

FCTC何のその、訪れる役人や政治家に受動喫煙させる無法地帯であったとは「アー、アー、アー、驚いた」。


2011/9/6『日刊スポーツ』「小宮山厚労相VS.ヘビースモーカー野田首相」「たばこ700円」「おやじ狩りだ」は、客観性を重視した構成。

小宮山厚労相の発言「たばこ増税は、税収を上げるためではなく、健康を守るためのもの。財務省の所管はおかしい」もしっかり紹介。また囲みでは、今年6月と7月には税収が前年を大幅に上回ったことや「1箱700円以上」に賛否を問うアンケート結果も。


2011/9/6『夕刊フジ』[小宮山厚労省オヤジ狩り]「たばこ700円現実度」「『私が決めるわけではない』早速トーンダウンも」は、日本たばこ協会、フィリップ・モリス・ジャパン、安住淳財務相、藤村修官房長官らの喫煙関係者を総動員して「小宮山発言抹殺」に狂奔する様子が鮮明。


2011/9/7『日刊ゲンダイ』「政界一の嫌煙家小宮山洋子」「いきなり『たばこ増税』の能ナシ」は、酷い記事。

末尾は「最近はシワが目立つ一方の元NHKアナウンサー、嫌煙のこと以外は関心がないのだろうか」で、悪意丸出し。人の容貌にケチをつけるなんて、この記者こそ「能ナシ」だ。


2011/9/8『東京』[こちら特報部]「小宮山厚労相『1箱700円』発言」「たばこ増税議論に"火"」「JT株『売却し復興財源に』」は、小宮山厚労相の発言をめぐる関係者の反応を取材したもの。

本紙渡辺編集長も増税の必要性とJT株の売却を提案・コメントしているが、JT幹部も株を売れと主張している。会社は誰のもの?と彼らには言いたい。越権行為じゃないか!


2011/9/9『朝日』[声]「たばこの値上げ大賛成です」は本紙読者佐々木恵司氏の投稿。喫煙による医療費増を抑止し、未成年の喫煙防止の観点からも、値上げが必要と説く。


2011/9/13『東京』(夕刊)「禁煙か分煙かを事業主に義務化」「厚労省、法案提出へ」は、臨時国会に提出する労働安全衛生法改正案の内容や対策の背景などを含む重要記事。


2011/9/13各紙は、日本禁煙学会が12日、たばこの価格を「1箱1000円」とするよう求める要望書を小宮山厚労相に提出したことを報じた。

見出しが本文と同じく小さな字で1行だったのが『毎日』『産経』などだったが、『日経』は2行で1行目のそれはかなり大きなものだから、読者の注意をひく。

2011/9/15『毎日』(夕刊)[憂楽帳]「たばこ増税」は、「1日に2箱以上も吸う私のような愛煙家には打撃が大きい」「スケープゴートとして、たばこ増税がやり玉に挙げられているように見えることだ」「単なる『おやじ狩り』になっては意味がない」など、喫煙者ならではの単なる反対論。

たばこ増税に反対なら、「FCTC破棄」を主張したらいかがか?それにしても、恥ずかしくもなく「愛煙家」を名乗るとは。


2011/9/17『朝日』[be on Saturday]「日本人とがん 99歳・私の証 あるがまゝ行く」は日野原重明聖路加国際病院理事長の執筆。

肺がんは喫煙の影響が非常に大きいこと、欧米では喫煙率低下で著しく減ったこと、禁煙運動を進めるにあたっては、政府の対策が欠かせないこと、受動喫煙は大きな社会問題、等々を述べ、「たばこ規制枠組み条約」の目指す目標を紹介。


2011/9/27『東京』[ミラー(投書欄)]「たばこ増税で健康守れ」は素晴らしい内容。「(病気の)原因物質へのアクセス障壁を上げることは、病人保護の観点からは自然な措置」として、タバコ増税の必要性を訴える。

また、タバコは原発同様利権が存在することを指摘、「小宮山厚労相は、財務官僚やヘビースモーカーといわれる野田佳彦首相との軋轢に折れることなく、国民的議論をおこしていただきたい」とエールを送っている。


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